コロナで投資を再開した話|底値拾いをやめて“順張り”を意識したら変わった
本記事は情報提供を目的とした個人の見解であり、投資の勧誘・助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
リード
ここまで、NTTの塩漬け、タイ株、FX、震災の底値拾いと、失敗ばかり書いてきました。今回は、それらの反省をくぐり抜けた先の「現在地」の話です。2020年のコロナをきっかけに投資を再開した私は、ある一点を変えただけで、ようやく報われ始めました。その一点とは、「安いから買う」をやめて、「勢いに乗る(順張り)」を意識したことです。
結論:暴落のあと、「安さ」ではなく「回復の勢い」に乗った
先に要点です。
- 2020年のコロナで投資を再開。銀行株・鉄道株・J-REIT・投資信託で、長期・分散の資産形成を始めました。
- 震災のときと同じ「暴落のあと」でしたが、今回は底値を当てにいくのではなく、回復=上昇の流れに順張りで乗ることを意識しました。
- 結果は、全体としてプラス。ただし正直に言うと、**コロナ後のV字回復という強い追い風(地合い)**にも、だいぶ助けられました。
震災のときとの違い:同じ「暴落後」でも真逆だった
以前の記事で、2011年の震災のときに暴落を“すけべ心”で底値拾いし、長いレンジ相場で報われず撤退した話を書きました。あのときの私は、**「安いから買う」**でした。
2020年のコロナショックも、暴落という意味では同じです。日経平均は2020年2月の約2万4000円から、3月には1万6000円台まで、わずか1か月ほどで3割も急落しました。震災のときの私なら、ここでまた「割安だ」と飛びついていたでしょう。
でも今回は、考え方を変えました。底値を当てようとするのをやめ、「下げ止まって、上昇に転じた流れ」に乗ることを意識したのです。実際、相場はそこから急速に回復し、2021年2月には日経平均が約30年半ぶりに3万円台を回復しました。安さで買うのではなく、戻りの勢いに乗る。 この一点の違いが、震災のときとの分かれ目でした。
何を買ったか:分散しながら、長期の土台を作る
具体的には、銀行株・鉄道株・J-REIT・投資信託を組み合わせました。一つの銘柄や一つのテーマに集中させず、分散して長期で持つ資産形成を土台にしたのです。
きっかけや情報は、正直に言えばYouTubeが多かったです。ただ、ここは注意も込めて書きます。YouTubeは便利ですが、玉石混交です。情報源を鵜呑みにせず、自分でも確かめる——過去にさんざん失敗してきたからこそ、今回はそこを意識しました。
なぜ今回はうまくいったのか(と、正直な注意)
うまくいった理由を、自分なりに整理するとこうです。
- 順張りを意識した:暴落の“底”を当てにいかず、回復の流れに乗った。勢いに逆らわなかった。
- 分散・長期にした:1点集中をやめ、荒れても保有を続けやすい設計にした。
- 過去の失敗が効いた:出口のない塩漬け、レバレッジ、地合い無視——これらを身銭で学んでいたので、同じ轍を踏まなかった。
ただし、正直な注意も書いておきます。コロナ後の相場は、V字回復という非常に強い追い風がありました。各国の大規模な金融緩和もあり、多くの資産が一斉に値を戻した時期です。だから、今回うまくいったのは順張りの考え方が良かったからであると同時に、地合いに恵まれたからでもあります。中国株の記事でも書きましたが、勝ったときほど、運・環境の要素を正直に認めることが、次の油断を防いでくれます。
この体験から伝えたいこと:順張りの大切さ
私がこのブログで一番伝えたいのが、この記事の核です。
同じ「暴落のあと」でも、「安いから買う(逆張り)」のか、「回復の勢いに乗る(順張り)」のかで、結果はここまで変わる。
震災のときは底値拾いで失敗し、コロナのときは順張りを意識して報われました。もちろん地合いの差もあります。でも、勢いに素直に乗るという順張り=モメチンの考え方が、自分にとっては一番しっくりくる、というのが、20年近く回り道してたどり着いた結論です。
そして、長期・分散の資産形成(コア)と、勢いに乗るモメチン(サテライト)は、役割が違います。土台はコツコツ、勝負どころは勢いに乗る——その両輪で、これからもやっていくつもりです。
まとめ
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コロナで再開し、底値拾いをやめて順張りを意識したら、ようやく報われ始めた。
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ただしV字回復という地合いの追い風も大きかった。勝ちを過信しない。
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伝えたいのは順張りの大切さ。同じ暴落後でも、「安さ」で買うか「勢い」に乗るかで結果は変わる。
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まず読む:「モメンタム投資(モメチン)とは?」(記事★1)
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