FXで退場した話|“中途半端”と“レバレッジ”が一番こわい(そしてモメチンに辿り着くまで)
本記事は情報提供を目的とした個人の見解であり、投資の勧誘・助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
リード
ここまで、中国株の勝ち、タイ株の負けと書いてきました。今回は、私の投資人生で一番大きな授業料を払った話です。2008年、私はFXに手を出し、中途半端な手法と高すぎるレバレッジで大きく損をして、退場しました。痛い経験でしたが、ここでの反省こそが、今の「順張り(モメチン)一本」というスタイルの原点になっています。
結論:負けた原因は「相場」ではなく「自分の中途半端さ」
先に要点です。
- FX退場の主因は3つ:手法が中途半端でブレた/レバレッジのかけすぎ/荒れ相場に振り回された。
- 相場のせいにしたくなりますが、本質は準備不足の自分でした。
- この失敗から得た教訓は、いまのモメチンの土台そのもの:型を絞る・リスク管理を最優先・荒れた地合いでは無理をしない。
何をしたか:中途半端なまま、デイトレに突っ込んだ
2008年ごろ、私はFXを始めました。チャート分析の本を読み、移動平均線だのオシレーターだのを“学習”しました。でも、どれも中途半端。一つの手法を腹落ちするまで深めることなく、つまみ食いしただけでした。
スタイルは短期・デイトレ中心。画面に張り付いて、細かく売買を繰り返しました。手法が定まっていないので、当然売買の基準もブレブレ。「さっきはこのサインで入ったのに、今度は別の理由で入る」という、再現性ゼロのトレードでした。
そこに、高すぎるレバレッジが乗ります。
何が起きたか:リーマンショックの荒れ相場
タイミングも最悪でした。2008年9月、リーマンショック。為替相場のボラティリティ(値動きの激しさ)は記録的な水準に達しました。
当時のドル円は、わずか1か月ほどで約15%も円高に振れ、豪ドル円に至っては3割以上も下落しました。短期間で数十円が動く世界です。平常時の何倍もの値幅が、毎日のように襲ってきました。
しかも当時のFXは、いまと違ってレバレッジ規制がゆるく、100倍や400倍といった高倍率も可能でした(その後、2010年に50倍、2011年に25倍へと規制されます)。中途半端な手法に高レバレッジを掛けて、記録的な荒れ相場に放り込まれたら——結果は語るまでもありません。私は大きく損をして、FXから退場しました。
なぜ負けたか:3つの「準備不足」
① 手法が中途半端でブレた
一番の問題はこれです。あれこれの指標をつまみ食いして、自分の型がなかった。型がなければ、入る基準も降りる基準もその場の気分で変わります。再現性のないトレードは、長期的にはほぼ負けます。
② レバレッジをかけすぎた
レバレッジは「少ない資金で大きく狙える」便利な道具に見えます。しかし裏返すと、損失も同じ倍率で加速する。想定外の値動きが来たとき、高レバレッジは一撃で資金を持っていきます。荒れ相場では、その「一撃」が普通に飛んできます。
③ 荒れた地合いで無理をした
平常時ならごまかせた中途半端さも、記録的なボラティリティの前では一瞬で破綻しました。地合いが荒れているときは、手を出さない・小さくする。これができていませんでした。
この失敗が、モメチンの原点になった
退場は痛かったですが、ここでの反省が、いまのスタイルを決めました。
- 型を絞る:あれこれ手を出すのをやめ、**一つの型(順張り・スイング)**を深めると決めた。中途半端に十を知るより、一つを徹底するほうが強い。
- リスク管理を最優先:手法の前に、まず生き残ること。損切りと資金管理、そして過大なレバレッジを使わないこと。
- 荒れた地合いでは無理をしない:勢いに乗るモメチンは、地合いが良いときにこそ機能する。荒れているときは休む。
このブログがFXの派手な手法ではなく、順張りスイングを地味に一本で薦めているのは、こうした授業料の上に立っているからです。
まとめ
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FX退場の原因は相場ではなく、中途半端な手法・レバレッジのかけすぎ・荒れ相場での無理。
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レバレッジは「大きく狙える=大きく失う」道具。生き残り(リスク管理)が手法より先。
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反省の結論は、型を一つに絞り、地合いを選び、リスクを管理すること。これがモメチンの土台になった。
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まず読む:「モメンタム投資(モメチン)とは?」(記事★1)
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